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現金だけでなくクレジットカードでチャージが出来て、利用するとポイントが貯まり二重取りができるお得なプリペイドカード「Kyash(キャッシュ)」についてレビューしていきます。
2019年10月からKyashを利用してきたので、これまでに感じたことや注意点などについても紹介できればと思います。
今回はポイ活中級者・上級者向けにおすすめしたいKyash Card(リアルカード)について詳しく説明していきます。
Kyashの特徴
Kyash(キャッシュ)-チャージ式Visaカード
Kyash無料posted withアプリーチ
Kyashは株式会社Kyashが発行するプリペイドカードで、送金や決済が出来きるサービスです。
プリペイドは「前払い」という意味で、Kyashも銀行振込や、クレジットカードで事前にチャージする必要があります。
アプリ上でバーチャルカードを発行したり、別途有料でリアルカードを発行することも可能です。
家族や友人などKyashアプリを持っている人同士の間で、送金し合うことが可能です。
Kyashには3つの種類のカードがある
Kyashには3つの種類のカードがあり、すべてアプリ上で発行が可能です。
- Kyash Card(リアルカード)
- Kyash Card Lite(リアルカード)
- Kyash Card Virtual(バーチャルカード)
カードの発行方法は、無料で発行できるバーチャルカードと、有料で発行できるリアルカードに分かれます。
また有料カードでも、Kyash Card とKyash Card Virtualでもポイント還元率や、月の決済上限や発行手数料に違いがあります。
Kyash Cardと他カードの比較は以下の通りです。
名称 | Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual |
---|---|---|---|
発行方法 | リアルカード | リアルカード | バーチャル |
ポイント還元率 (Kyashマネー) | 1% | 0.5% | 0.5% |
ポイント還元率 (Kyashバリュー) | 0.2% | 0.2% | 0.2% |
月間付与上限 (Kyashマネー) | 1200pt | 600pt | 600pt |
月間付与上限 (Kyashバリュー) | 100pt | 100pt | 100pt |
スマホ決済 Apple/Google | 〇 | 〇 | 〇 |
VISAタッチ決済 | 〇 | × | × |
月の決済上限 | 100万円 | 12万円 ※本人確認済み:15万円 | 5万円 3Dセキュア認証確認済み:12万円 本人確認済み:15万円 |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 0円 |
本人確認 | 必須 | 任意 | 任意 |
Kyash Cardは3種類のカードの中で機能が一番豊富です。
Kyash Cardの主な機能は以下の通りです。
- ネイビー、シルバー、ピンクの3色から選べる
- ポイント還元率最大1%
- 月間の付与上限が最大1200pt
- VISAタッチ決済対応
- 月の決済上限100万円
- 国内外の実店舗で決済可能
- 表面にカード番号が記載されていないデザイン
- アプリでカードロック可能
- ICチップでサインレス決済
- 利用明細のリアルタイム通知
- 3Dセキュア対応
Kyashのチャージ残高は2種類ある
Kyashの残高には以下の2種類があり、チャージ方法によって種類が異なります。
- Kyashマネー残高
- Kyashバリュー残高
本人確認前であれば、全てのチャージ方法の残高が「Kyashバリュー」となります。
「Kyashバリュー」はいかなるチャージ方法でも出金が不可能です。
▼本人確認前
本人確認済みアカウントはマネーアカウントとなり、チャージ残高は入金方法によって、「Kyashマネー」か「Kyashバリュー」に分かれます。
「Kyashマネー」は「銀行口座/ペイジー」、「コンビニATM」、「他サービスの売上金やポイント」によるチャージのみ出金が可能です。
▼本人確認済み
Kyash Cardを申込するには本人確認が必須のため、必然的にマネーアカウントになるので、入金方法で残高の種類が変わる点を理解しておきましょう。
Kyash Cardのメリット5選
Kyash Cardの5つのメリットは以下の通りです。
- 0.2%~1%のポイント還元がある
- クレジットカードチャージでポイントの二重取りが可能
- リアルカードで店舗での決済が可能
- アプリ上で利用設定が可能
- 3Dセキュアに対応
Kyash Cardのメリットについてそれぞれ解説していきます。
0.2%~1%のポイント還元がある
Kyash Cardはプリペイドカードでありながら、決済するごとにポイント還元が受けられます。
少しややこしいのですがKyash Cardはチャージ方法によって残高の種類が変わり、Kyash Card利用時にもらえる還元率が異なります。
- Kyashマネー:1.0%還元
- Kyashバリュー:0.2%還元
例えば銀行口座から入金すれば、残高の種類は「Kyashマネー」となるので、1.0%還元となります。
残高の種類と入金方法については以下を参考にしてみてください。
クレジットカードチャージでポイントの二重取りが可能
クレジットカードでチャージした場合、クレジットカードの還元とKyashの還元の両方でポイントの二重取りが可能です!
例えば、三井住友カードゴールドNLは最大1.5%の還元率のクレジットカードですが、Kyash Cardにチャージして、Kyash Cardで決済をすれば0.2%のKyashポイントももらえるので、ポイントの二重取りが可能です。
三井住友カードゴールドNLを使った方法は以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
リアルカードで店舗での決済が可能
Kyash Cardはリアルカードのため、店舗での決済が可能です。
QUICPayなどのスマホ決済はできないが、クレジットカードで決済可能なお店もあるので、お財布にリアルカードを入れておくと安心です。
アプリ上で利用設定が可能
Kyashはアプリ上でカードの利用設定が可能です。
例えば、カードを紛失してしまった場合はアプリ上で「カードロック」をONにすることで、一時的にカードの利用を止めることが可能です。
もちろんカードが見つかれば、OFFにすることで利用を再開できます。
アプリ上で操作が可能なので、仮に紛失したとしても慌てず対処することが可能なのは安心ポイントです。
アプリ上では、以下の設定が可能です。
- カードロック
- オンライン決済
- 海外十店舗決済
用途に応じて、ON・OFF切り替えるようにしましょう。
3Dセキュアに対応
Kyash Cardは3Dセキュアに対応しています。
3Dセキュアとは、カード発行会社に登録したパスワードを入力することで本人認証を行い、不正利用やなりすましを防ぐ、VISA・Mastercardなどの国際ブランドが推奨する本人認証サービスです
引用:Kyash
QRコード決済アプリとKyash Cardを紐づける場合に3Dセキュアを求められる場合がありますが、Kyash Cardは対応しているので紐づけが可能です。
楽天ペイやPayPayにも紐づけできるので、残高を使う出口が広がってGoodです。
またオンライン決済時に3Dセキュアのパスワードが求められるので、他人による不正利用を防ぐ効果が期待できます。
Kyash Cardのデメリット
次にKyash Cardのデメリットについても触れます。
リアルカードの発行手数料がかかる
Kyash Cardの発行手数料は900円です。
ポイント還元があるとは言え、Kyash Cardをあまり利用しない想定の人には割高になるかもしれないです。
仮にクレジットカードチャージのみだと、毎月5万円入金で上限100ポイント還元なので、1年間で最大1,200ポイントです。
またカードの有効期限は発行月から5年なので、次回の再発行では同じく900円の手数料が必要となります。
900円のもとをとるのであれば、損益分岐点は毎月7,500円以上のクレジットカードチャージが条件となるので、それが出来そうかシミュレーションしておくのが良いでしょう。
Kyashバリューの還元上限は月100円まで
Kyashバリューの還元上限は月100円までです。
クレジットカードチャージの場合、月に5万円分のチャージが付与対象なので、それ以上チャージしてもKyashポイントは還元されない点は注意が必要です。
JCBブランドのチャージは還元対象外
KyashはJCBカードのチャージに対応していますが、JCBのポイント還元の対象外です。
「Oki Dokiポイントプログラム」の対象とならないカードをお持ちの方
引用:JCB
- 年会費
- ショッピングリボ払い・分割払い・スキップ払い手数料
- キャッシング1回払い(国内・海外)ご利用分
- E.GO キャッシング1回払いご利用分
- キャッシングリボ払いご利用分
- カード再発行手数料
- 遅延損害金
- 募金
- JCB LINDA データ維持料
- JCB E.GO 月会費
- Edyチャージご利用分
- モバイルSuicaチャージご利用分
- SMART ICOCAチャージご利用分
- モバイルPASMOチャージご利用分
- nanacoチャージご利用分
- JCBプレモカードチャージご利用分
- JCBプレモデジタル(ギフティプレモを含む)チャージご利用分
- ANA JCBプリペイドカードチャージご利用分
- ANA Payチャージご利用分
- au WALLETプリペイドカードへのauかんたん決済チャージご利用分
- FamiPayチャージご利用分
- Kyashチャージご利用分
- モバイルICOCAチャージご利用分
- 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」でのチャージご利用分
- WAONチャージご利用分
以上のようにKyashへのチャージはOki Dokiポイントの付与対象外のため、いくらチャージしてもポイントの二重取りが出来ません。
VISA加盟店でも一部利用できない店舗がある
Kyashはクレジットカードと異なり、VISA加盟店でも利用できないお店やサービスがあります。
- 毎月の継続的な支払いや、自動更新手続き(契約)が発生する加盟店など
- 公共料金/電話料金/衛星放送・CATV視聴料/インターネットプロバイダー利用料/WiMAXサービス利用料/新聞購読料(電子版含む)/保険料/レンタルサーバ/ウオーターサーバ定額サービス/通信教育/各種月会費など
- 商品の一部が含まれる場合
- 高速道路通行料金(有人ブース)
- 機内販売(オフライン)
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金、nanacoクレジットチャージ/楽天Edy/Vプリカ など
- その他
Kyashが利用できないサービスの決済は、クレジットカードなど他の決済手段を残しておきましょう。
Kyash Cardのレビュー
Kyash Cardを何年も使ってみて感じた点をレビューしていきます。
良いと感じる点
Kyash CardのGoodポイントは以下だと考えています。
- クレジットカードチャージが可能でポイントが貯まるプリペイドカード
- アプリが使いやすい
- 家族もアカウントを持っていれば、家族間で送金が用意
- カードの表面に番号がなくデザインはスタイリッシュ
ポイントが貯まるプリペイドカード
Kyash Cardの他にも世の中にはプリペイドカードがたくさんありますが、クレジットカードでチャージが出来て、決済でポイントが貯まるクレジットカードは多くはありません。
ポイントの二重取りができるプリペイドカードとしておすすめしたいカードの一つです。
また貯まったポイントは、1ポイント1円の価値でKyashにチャージして利用が出来るので、無駄なく使えます。
アプリが使いやすい
個人的にKyashのアプリは使いやすいデザインだと感じています。
アプリ上で入出金や、カード情報の確認、ともだちへの送金などができます。
前述の通り、アプリ上でカードの利用を一時的に停止したりすることも出来るので、アプリ一つで様々なことができます。
デザインはスタイリッシュ
Kyash Cardの表面にはカード番号情報が記載されておらず、裏面に書かれています。
余計な情報が見えないので、カードはスタイリッシュなデザインです。
残念に感じた点
Kyash Cardを使っていて残念に感じるポイントもいくつか紹介します。
- 決済で使えないことがある
- プリペイドカードなので決済前に残高を確認しておくのが面倒
決済で使えないことがある
Kyash CardはすべてのVISA加盟店で使えないことは前章で記載の通りです。
僕の妻もKyash Cardを利用していますが、オンライン決済でなぜか承認されず、注文ができなかったことがあります。
いまだに理由は分からないですが、決済できない場合に備えて、他の決済手段も常に用意しておく必要があります。
決済前に残高を確認しておくのが面倒
Kyashはチャージ残高の範囲内でしか決済することが出来ません。
また残高に応じた自動入金は機能としてない為、不足があると決済がキャンセルされます。
そのため何かを購入する際には、アプリ上で残高を確認しておく必要があるので、面倒に感じることがあります。
レジなどで慌てないためにも、事前に十分な残高をチャージしておくのが良いでしょう。
Kyash Cardのおすすめの使い方
ここまでKyash Cardの特徴や使ってみた感想について解説してきました。
では、Kyash Cardはどのように使っていくのがおすすめか紹介します。
おすすめの使い方① 通常の利用方法
決済手段として通常の利用であれば、以下を目的とした使い方が基本になると考えます。
- ポイント二重取りで少しでもお得に買い物をしたい
- 毎月の予算を決めて、その範囲内で買い物をしたい
- サブカードとして持っておきたい
- 家族やカップルでお金の管理をしたい
多くの人はこれらのいずれかの目的に沿って利用することが多いと思います。
ちなみに自分も、最初は①~③が目的でKyash Cardを作りました。
自分のお小遣いの予算を決めていたので、毎月給料日前後の日付になると一定額をクレジットカードで自動チャージする設定にしていました。
メインのクレジットカードでは光熱費や通信費などの固定費や生活費を支払いつつ、自分の買い物はKyash Cardで支払いをして予算管理していました。
これからKyash Cardを作る人には、予算管理用のサブカードとして利用することをお勧めします。
おすすめの使い方② 楽天キャッシュの中継カード
僕が最近Kyash Cardを利用する主な目的はこちらです。
毎月、楽天証券で楽天キャシュ決済で投資信託の積立をやっています。
楽天キャシュは楽天カードからチャージすることも可能ですが還元率は0.5%です。
一方、他のクレジットカードからKyashを経由した交換ルートを使えば、より高還元のポイントを受けられながら、楽天キャシュに交換することができます。
過去に当サイトでいくつから楽天キャシュのお得ルートを紹介しています。
高還元のクレジットカード → Kyash → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュに交換するルートを辿れば還元率が2%を超えることが出来ます。
追記:24年1月25日以降、ANA Payへのチャージは還元対象外になりました。残念・・
またVISAブランドのクレジットカードの修行にも利用できるので、個人的には外せないルートの一つとして活用しています。
Kyash Cardまとめ
今回紹介したKyash Cardのポイントを整理すると以下の通りです。
- ポイントの二重取りが可能
- リアルカードで店舗での決済が可能
- アプリ上で利用設定が可能
- 3Dセキュアに対応
- カードのデザインはスタイリッシュ
- 家族や友達と簡単に送金し合える
- サブカードとしておすすめ
- 楽天キャッシュの中継ポイントとしてもおすすめ
他のプリペイドカードと比較しても、オールマイティーな機能を有しており、これからプリペイドカードを作る人に是非オススメしたいカードの1つです。
Kyash(キャッシュ)-チャージ式Visaカード
Kyash無料posted withアプリーチ
ちなみに、今なら以下の紹介リンクを経由して新規でKyashの申込&銀行口座の入金で900円相当のポイントがもらえます。
Kyash Cardの発行手数料が実質無料になるお得なキャンペーンなので、良かったら以下の紹介リンクから申込してみてください。