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普段利用している電車(在来線)で移動する際に、「もっとゆったりとしたシートに座れたらなぁ」、「移動でも特別感を味わいたいな」、「移動中に落ち着いた空間でPC作業ができたらな」と思ったことはありませんか?
そんな人には、在来線で利用できるグリーン車がオススメです。
今回は、いつも乗っている普通列車を特別な旅の体験に変えてくれる、グリーン車について書いていきます。いつもの乗車賃に、数百円から千円ちょっと足すだけで、ゆったりとしたシートに座れ、快適な旅をエンジョイできます。
旅の移動時間を豊かにしてくれるグリーン車について、乗車方法、メリット・デメリットについて紹介します。
個人的な意見として、オススメの乗り方は、「休日にモバイルSuicaアプリでグリーン券を購入して、乗車すること」です。
その理由については、後述していきますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
普通列車グリーン車について
まず、普通列車のグリーン車がどういうものかというと、普通列車と連結している特別車両で、「普通列車グリーン車」と呼ばれています。
世の中的には、グリーン車や普通グリーンなどいろいろな呼び方があるようです。当記事では、ここから「普通列車グリーン車」に統一して呼びます。
普通列車グリーン車は、目的地までの乗車賃に加えて、普通列車グリーン券を購入することで、乗車可能です。 通常運賃に数百円から千円ちょっと追加するだけで利用できます。
グリーン車が乗れる路線
普通列車グリーン車は主にJR東日本の路線で利用が可能で、以下の普通(快速)列車に連結されています。
※2022年9月現在
※2019年3月からJR西日本の路線でも、JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の新快速で利用可能な「Aシート」という有料座席サービスができています
JR東日本を利用している人であれば、利用のチャンスは多そうだね
グリーン車は普通列車のホームにある、グリーン車専用の乗車口から乗車できます。
グリーン券を購入したら、グリーン車専用の乗車口で電車が来るのを待ちましょう。
乗車料金について
普通列車グリーン車の料金は、以下の条件によって変動します。
- 事前購入か車内購入か
- 平日か休日か
- 距離が50km以下か50kmより上か
僕がオススメする購入は、休日に51km以上移動する際に、モバイルSuicaアプリで事前に購入です。
この条件で購入するのが、一番コスパが良いと考えています。
理由はこれから解説していきます。 こちらがJR東日本のサイトで確認できる料金表となります。
事前料金と社内料金に分かれており、事前料金の方が260円安いです。
詳しくは後述しますが、モバイルSuicaアプリで事前購入したグリーン券は、220円の手数料を支払えば払い戻し可能なので、利用しなくなった場合でも事前購入がなお安いです。そのため、事前購入することをオススメします。
次に購入方法ですが、主に券売機とモバイルSuicaアプリでの購入があります。
普段Suicaを利用している人であれば、モバイルSuicaアプリを使って購入するのがオススメです。券売機に並ぶことなく、グリーン券を購入できるので便利です。
グリーン車の乗り方
ではここから、普通列車グリーン車のチケット購入方法と乗車方法について具体的に解説していきます。
グリーン券の購入方法
まずはグリーン車のチケットの購入方法ですが、以下の方法が利用可能です。
- モバイルSuica
- Apple PayのSuica
- JRE POINT
- 券売機
- 磁気グリーン券(きっぷ)
このように5つの方法がありますが、今回は券売機で購入するパターンとモバイルSuicaアプリの購入方法を紹介します。
券売機で購入するパターン
モバイルSuicaアプリを持っていない人や、Suicaの残高からグリーン券を購入したい人は、駅の券売機で購入しましょう。
普通の券売機ではなく、グリーン券専用の券売機で購入してください。
券売機の操作方法は以下の通りです。
1 券売機の画面上(一部、画面左横)にある「グリーン券」ボタンにタッチ
2 「Suicaグリーン券」をタッチ
3 Suicaを入れる
4 降車駅の「線名ボタン」をタッチ
5 グリーン車降車駅をタッチ
6 グリーン券情報(Suicaグリーン券)の記録されたSuicaが戻ります
以上です。
操作自体は難しくありませんが、グリーン券専用の券売機でないと購入できないため、電車が来る前にホームに着いて購入する必要があります。
オススメ!モバイルSuicaアプリで購入するパターン
僕がオススメする購入方法は、モバイルスイカアプリです!券売機の画面をタッチする必要もなく、駅に着く前に余裕をもってチケット購入ができるからです。
具体的な操作方法は以下の通りです。
<モバイルSuicaでの購入方法>
1 モバイルSuicaアプリを起動
2 トップページ下部の[グリーン券]をタップ
3 [新規購入]をタップ
4 新規購入画面で乗車駅と降車駅を入力し[次へ]をタップ
5 新規購入画面で乗車駅と降車駅を入力し[次へ]をタップ
6 Suicaグリーン券購入確認画面で内容(区間/金額)を確認のうえ[クレジットカード]または[apple pay]をタップ
7 購入額確認画面で金額を確認し[購入する]をタップ
購入はこちらで以上です。
操作に慣れれば、1,2分で完了します。
操作も簡単だし、手元で完結するから安心できるね
購入したグリーン券の利用方法については、少々特殊なので、このあと解説します。 ここで離脱せずに最後まで読んでくださいね。
普通列車グリーン券の使い方
はじめて普通列車グリーン車に乗車する方が戸惑いがちなのが、購入したグリーン券をどのように使うかです。
ここからはSuicaでグリーン券を購入した場合の乗車方法をお伝えします。
まず注意しないといけない点は、全席自由席扱いという点です。 購入時に空席確認や、座席予約ができないので、車両に入って空席確認をすることになります。
Suica読み取り部のそばに赤と緑のライトが点灯しています。
グリーン車両に入ったら赤色が点灯している席を探しましょう。
土日は平日ほど混んでいないことが多いですが、乗る場所と行先によっては席がほぼ埋まっていることがあります。
赤色が点灯している席でグリーン券を購入したSuicaをタッチすることで、座席利用となります。
※同じ列車内で座席を移動する場合は、移動後の席で再度タッチすればOKです。
※途中駅で別の列車に乗り継ぐ場合は、降りる前に一回タッチし、「のりかえ後」にも再度タッチが必要です
これで目的地まで快適に席を利用できます。
ちなみに、赤いランプが点灯している場合(購入区間以外、磁気グリーン券利用)や、立席でご利用の場合は、グリーンアテンダントが車内改札を行います。
グリーン車の魅力!車両の中はどのようになっているか
では、ここから普通列車グリーン車はわざわざ追加料金を支払ってまで乗る価値があるのか、その魅力と実際に使ってみてイマイチだと感じた点をそれぞれお伝えします。
グリーン車の魅力
まずは僕が考えるグリーン車の魅力からご紹介します。
- テーブルが使える
- リクライニングできるゆったりとした座席
- ボックスシートになる
- 普通車両にはない車窓の景色を堪能できる
テーブルや座席のリクライニングは、普通車両にはないサービスだね
テーブルが使える
グリーン席には各席テーブルが用意されています。テーブルの大きさはノートPCを置くには十分なスペースがあります。
車内でPC作業をしたり、お弁当を食べたりできるので、移動時間を有効活用できるのが、グリーン車の魅力の一つです。
ゆったりとした座席
席はリクライニングが可能で、ゆったりとしたシートです。リクライニングはこぶし2つ分くらいは倒せます。
前後の座席との間隔も広めなので、足を伸ばして、リクライニング姿勢が可能です。 長時間の移動でも疲れにくいので、これだけでもグリーン券を購入する価値はあります。
ボックスシートになる
3~4人で利用する際は、席を回転してボックスシートにすることができるので、家族連れにもおすすめです。
僕の地元の西日本の車両では、普通車両でもボックスシートにできたりするのですが、関東では通勤・通学客が多いので、普通車両でボックスシートはあまり見かけません。
3人以上で利用する際は、ボックスシートで向かい合わせになって旅行気分を楽しんでみませんか。
普通車両にはない車窓からの景色を堪能できる
通常車両からは見えない景色が見えてきます。
グリーン車は2階建ての構造になっており、1階と2階で車窓から見える景観は異なります。
1階席はホームよりもやや深い位置からの眺めとなります。地上よりもやや低い位置からの眺めなので、不思議な感覚です。
▼1階席からの眺め
一方で2階席はホームを見下ろす眺めになります。
2階席はやはり特別感がありますし、わくわくしてきます♪
▼2階席からの眺め
1階席と2階席のどちらも利用しましたが、僕やっぱり2階席の眺めが好きです。2階席の方が利用者が多いかと思いますので、座れればラッキーだと思います。
どうでしょうか?ここまでで十分グリーン車の魅力が伝わったかと思います。僕は初めて利用した時に、追加のチケット代を払う価値が十分にあると思いました。
しかし、あなたがこれから始めて利用しようと考えているのであれば、グリーン券購入前に知っておきたい注意すべき点もお伝えしたいと思います。 実際に乗って、「これがあったらもっと良かったのになぁ」、と感じたグリーン車のイマイチな点を紹介します。
グリーン車のイマイチな点
僕が感じたイマイチな点は以下の通りです。
- 充電用のコンセントやWi-fiがない
- 網棚が無い
- 全席自由席
イマイチな点についても一つずつ解説していきます。
充電用のコンセントやWi-fiがない
新幹線の座席とは異なり、普通列車グリーン車の座席付近にはコンセントがありません。
先ほど、テーブルがついているのでPC作業ができると紹介しましたが、充電ができないので、PCを十分に充電した状態で持ち込む必要があります。
また車内に無料のWi-fiも飛んでいないので、インターネットを使用するにはモバイルWi-fiや携帯電話のテザリングが必要です。
網棚が無い
結構大きなデメリットだと感じているのですが、車内には網棚や収納する場所がありません。普通車両であれば、頭上に網棚があるので、小さなスーツケースくらいは収納できますが、グリーン車にはそういったスペースないのです・・・
そのため、必然的に足元に荷物を置くことになります。 足元のスペースは比較的ゆとりがありますが、大きなスーツケースをもっていると、置く場所に困ったり、スペースが埋まってしまうので、注意が必要です。
全席自由席
新幹線のグリーン車とは異なり、全席自由席のため、事前に空席確認や座席予約ができません。
回避方法としては、グリーン車の車両に入って、空席を押さえたらモバイルSuicaでグリーン券を購入する方法でしょう。
また乗車前に購入してしまったが、満席で乗れなかった場合は払い戻しが可能です。アテンダントさんに申告をして、車内で用紙を受け取り、みどりの窓口で払いもどしを受けることが可能です。
ただ乗車するまで、最初から座席を確保できるかわからないため、本当に座れるのか乗車するまで不安が残ります。 また満席でグリーン車内のデッキに立っていた場合も、グリーン車の料金が発生します。
満席の際は、グリーン車の乗車を諦めるか、後の主要駅で人が下りるのを待つかを選びましょう。
まとめ
今回はグリーン車について解説してみましたが、いかがでしたでしょうか。
記事の中では以下を紹介しました。
- 普通列車グリーン車について
- グリーン車が乗れる路線について
- 乗車料金について
- グリーン車両の乗り方
- グリーン券の使い方
- グリーン車の魅力
- グリーン車のイマイチな点
記事の冒頭に書いた通り、モバイルSuicaアプリでグリーン券を購入して、休日の空いている時に乗車するのが僕のオススメです。
普通列車で旅行に行くときや、長距離の移動(51km以上)の際に、いつもよりちょっとだけ料金を払うだけで、普段にはない特別感を味わうことができます。
ただイマイチな点として挙げたように、荷物を置く網棚が使えなかったりするので、大きな荷物がある場合には、利用するか吟味した方が良いです。 荷物が大きいと足場がなくなってしまうので、かえって窮屈な座席に座り続けることになるからです。
利用前にデメリットもしっかりと把握しておこう
是非、良い点・悪い点を把握したうえで、まだ利用したことがない人は特別な体験をしてみてください!
モバイルSuicaアプリを持っていない人は、是非このタイミングでお手持ちのスマートフォンにインストールしましょう!
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またモバイルSuicaで使用するクレジットカードは「ビュースイカカード」がオススメです。
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今回は以上です。
それではまたっ!
僕が乗車した車両は2階建ての構造になっていたよ